東京エレクトロンの転職情報を徹底解説

この記事では東京エレクトロンへの転職について解説します。
東京エレクトロンへの転職を考えている方、半導体製造装置メーカーへの転職を考えている方への助けになれば幸いです。

この記事を書いた人

はんだろー

半導体業界で5年間活動しているソフト系エンジニア
転職を2度経験しており転職活動には並々ならぬ思いを抱えている。
デバイスメーカー→装置メーカー→装置メーカーという経歴で働いており現在も隙あらば転職しようと転職サイトを吟味している。
元々は電気系エンジニアだったはずなのだが気が付いたらプログラムを書いていた。

東京エレクトロンの基本情報

東京エレクトロン株式会社は東京都に本社を置く半導体製造装置メーカーです。
基本情報は以下のようになります。

企業名	東京エレクトロン株式会社
事業内容	半導体製造装置事業、フラットパネルディスプレイ製造装置事業
所在地	東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー
設立	1963年11月
従業員数	2,021名(単独) 17,522名(連結)
上場市場名	プライム市場
資本金	54,961百万円
売上高	1,127,286百万円
経常利益	244,979百万円

東京エレクトロンは熱処理装置、薄膜形成装置、コータデベロッパー、エッチング装置、洗浄装置の開発を行っている企業です。
ひとつの企業がこれだけ多くの種類の装置を開発しているのはすごいですね。
それだけ技術力が高い企業ということです。

各装置の世界シェアもほとんどが1位と2位です。

東京エレクトロンの募集要項

東京エレクトロンでは複数の職種のエンジニアを募集しています。

募集対象	応募条件	業務内容
電気系エンジニア	・成膜装置orドライエッチング装置のプロセスモジュールの開発経験（5年以上） ・要素開発の経験がある ・客先対応の経験がある ・筆頭発明者の特許出願経験がある、もしくは、主著者の論文や学会発表経験がある	半導体関連検査装置の新規プロセスモジュールの開発（検討、設計、試作、評価）
機械系エンジニア	・成膜装置orドライエッチング装置のプロセスモジュールの開発経験（5年以上） ・下記いずれかの専門知識をお持ちの方 　‐プロセスモジュール周辺I/O機器（真空ゲージ、MFC、真空ポンプ、バルブ類、サセプター（ヒーター、ESC）、高周波電源、マッチャー、プラズマ計測、チラー、除害装置） 　‐CPU、フィールドネットワーク、I/Oボード、FPGA設計、I/L回路および機能安全設計（ISO13849-1） 　‐ノイズ対策、 　‐AC分電盤、DC電源	半導体関連検査装置の新規プロセスモジュールの開発（検討、設計、試作、評価）
情報系エンジニア	・ソフトウエア開発(C#, Java, JavaScript, Webアプリ、Pythonのいずれか）のご経験　※目安として3年以上 ・半導体業界での研究開発、あるいは製造の業務経験 ・機械学習を用いたアプリケーション実装経験(Python) ・UX分野の実務経験	AIやIoTなどの最先端技術を自社製品及び、社内システムに取り込んでいただき、製品価値及び競争力向上に貢献

いずれの場合も対象の職務経験が必要なようです。
目安として3~5年以上の経験がある方が有利でしょう。
また、半導体業界での経験の有無も評価されるようです。

東京エレクトロンの年収

東京エレクトロンの年収は以下のようになっています。

平均年収	1398万円
技術職（機械・電気） 半導体製造装置設計	600万円～1,200万円
技術職（組み込みソフトウェア） 工作機械・産業機械・半導体製造装置・産業用ロボット	500万円～1,100万円

平均年収は1398万円と国内でもトップクラスの額になります。

dodaの求人によりますと、技術職の年収は500～1200万と結構幅があるようです。

会社としてここ最近平均年収が高かったのもありますが、実際には賞与の割合が多いのが実情。
基本給は基本的に低く、残業してやっと人並みになる。
もし一切残業しなかった場合は年収ランキングで上位に入ってくるまでの成長はおそらくない。
下手すると2回分の賞与が12ヶ月分の給与に相当する年度もある位、景気連動の賞与に左右されることもある。
品用：openwork

給料がとてもいいです。
また、出張など行くと出張手当ももらえるのでかなりいいです。
ただその分一年のうちほとんど出張に行くことになりますが、、、
品用：openwork

基本給は抑えめで賞与の割合が多いようです。
結果的に年収は多いため満足している方もいらっしゃいます。

東京エレクトロンでの働き方

東京エレクトロンでの働き方は以下のようになっています。

勤務時間	9:00～17:30　休憩：60分(12:00～13:00)
フレックスタイム制	あり　コアタイム：11:00～16:00
残業時間	30～40時間/月
在宅勤務	可

フレックスタイム制のため実質的に定時の概念はありません。
朝も余裕をもって仕事の準備をすることができる反面、終業時刻が曖昧になりがちです。

在宅勤務もできるとの情報がありましたので子育てなどで出社が難しい人にとっても嬉しい環境ですね。

基本的に残業はあるものとして考えていた方が良いが、人によってはあまり残業をしていない人もいるようだ。
与えられた業務内容と本人のやる気次第で仕事に関する時間はコントロールできる場合も多い。
有給は業務が逼迫してなければ取りたい時に取れると思う。

品用：openwork

残業制度に関して最近は法律遵守の考えが浸透してきていて、かなり厳しくなっている。
しかし深夜まで残業している業務体系には変わりなく、月終わりに代休を利用することで月の労働時間を調整する風潮もまだ残っている。
基本的に平日に残業をし、休日出勤は開発自体は少ない。
ただ製造となると顧客に合わせて動くため、休日出勤があることもしばしばである。

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残業時間に関しては30~40時間ということで多目だと思います。
残業時間が短い人もいるようですがまだまだ全体的には多い傾向です。

東京エレクトロンの働きがい

手をあげれば、仕事が貰える環境である。積極的な人が成長しやすい環境でさある。また、海外駐在、海外主張の機会が多く、海外キャリアを切り開きたい人にとっては非常に良い環境であると思う。

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良くも悪くも決まり事やルールが無いため、自身が良いと考えたやり方でプロジェクトを推進し完遂することで、プロジェクトマネジメント能力は向上した。
全社的なキャリア開発のような仕組みはあるが、人材・スキル不足を理由に振り回されることになるため、機能していない。

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東京エレクトロンでは自ら積極的に行動できる人でないと成長できないようです。
受け身のままで仕事をしたいと考える人には難しいでしょう。

東京エレクトロンに向いている人

東京エレクトロンに向いている人は以下のようになります。

• エンジニアとして成長したい人
• 自分から積極的に行動できる人
• 英語力が高い人
• 関東圏で働きたい人
• プライベートよりワークを優先させたい人

東京エレクトロンでは自ら積極的に行動し技術を高めていくエンジニアが求められています。
また世界シェアを獲得している企業なので海外で働く機会もあるでしょう。
グローバルな活躍をしたい方は英語の勉強をしておくといいかもしれませんね。

東京エレクトロンに強い転職エージェント

東京エレクトロンへ転職したい方は転職エージェントへの登録をおすすめします。
通常の転職サイトでは職務経歴書の添削や面接対策ができないため、不十分な状態で転職活動をすることになります。

半導体業界に強い転職エージェントの紹介はこちらの記事をご確認ください。