レーザーテックの転職情報を徹底解説

この記事ではレーザーテックへの転職について解説します。
レーザーテックへの転職を考えている方、半導体製造装置メーカーへの転職を考えている方への助けになれば幸いです。

この記事を書いた人

はんだろー

半導体業界で5年間活動しているソフト系エンジニア
転職を2度経験しており転職活動には並々ならぬ思いを抱えている。
デバイスメーカー→装置メーカー→装置メーカーという経歴で働いており現在も隙あらば転職しようと転職サイトを吟味している。
元々は電気系エンジニアだったはずなのだが気が付いたらプログラムを書いていた。

レーザーテックの基本情報

レーザーテック株式会社は神奈川県に本社を置く半導体製造装置メーカーです。
基本情報は以下のようになります。

企業名	レーザーテック株式会社
事業内容	下記製品の開発・製造・販売・サービス (1)半導体関連装置 (2)FPD関連装置 (3)レーザー顕微鏡
所在地	神奈川県横浜市港北区新横浜2-10-1
設立	1960年7月
従業員数	662名
上場市場名	プライム市場
資本金	931百万円
売上高	152,832百万円
経常利益	63,668百万円

レーザーテックは半導体マスク検査装置やマスク欠陥検査装置の開発を行っている企業です。
ウェハに転写された回路を検査する装置ですね。
この装置で100％世界シェアを誇ります。
グローバルニッチで高いシェアを獲得している企業です。

レーザーテックの募集要項

レーザーテックでは複数の職種のエンジニアを募集しています。

募集対象	応募条件	業務内容
電気系エンジニア	・電気系の専攻をされていた方 ・回路設計/電気設計/制御設計いずれかの経験	半導体関連検査装置のシーケンス制御、システム設計・企画・構築等
機械系エンジニア	・機械系の専攻をされていた方 ・機械設計の実務経験をお持ちの方（商材不問）	マスクブランクスの検査装置と、ウエハに回路を焼き付ける際の設計図となるフォトマスクの検査装置、およびウェハ検査装置の機構設計開発
情報系エンジニア	・情報系の学科専攻 ・ソフトウェア開発経験	検査アルゴリズム（画像処理、DeepLearining等）の検討・設計・開発、装置の高速精密制御の検討・設計・開発

いずれの場合も対象の専攻や職務経験がある方が有利なようです。
経験年数の指定はありませんでしたが最低でも3年間はあった方がよいと考えます。

レーザーテックの年収

レーザーテックの年収は以下のようになっています。

平均年収	1448万円
技術職（機械・電気） 半導体製造装置設計	600万円～900万円
技術職（組み込みソフトウェア） 工作機械・産業機械・半導体製造装置・産業用ロボット	800万円～1,200万円
技術職（機械・電気） シーケンス制御（PLC・シーケンス・ラダー）	650万円～1,200万円

平均年収は1448万円と国内でもトップクラスの額になります。

dodaの求人によりますと、技術職の年収は600～1200万と結構幅があるようです。
機械系は若干年収が低いように見えます。

現在は売り上げが良いので、ボーナスが20か月分ほど支給されるので気にはならないが、それが低くなると思うと不安がある。
また長期海外出張が多い会社ではあるが、コロナ渦である今は１日１万円の危険手当＋日当がもらえるので、新入社員でも一千万円は余裕でもらえる。
品用：openwork

月給が少なく賞与が多い、業績によって給与を簡単に下げられる給与体系。
今は業績が良いので給料がいいが、この先はどうなるか
品用：openwork

基本給は抑えめで賞与の割合が多いようです。
結果的に年収は多いため満足している方もいらっしゃいます。

レーザーテックでの働き方

レーザーテックでの働き方は以下のようになっています。

勤務時間	8:30～17:15　休憩：60分(12:00～13:00)
フレックスタイム制	あり　コアタイム：11:00～14:00
残業時間	30～40時間/月
在宅勤務	可

フレックスタイム制のため実質的に定時の概念はありません。
朝も余裕をもって仕事の準備をすることができる反面、終業時刻が曖昧になりがちです。

在宅勤務もできるとの情報がありましたので子育てなどで出社が難しい人にとっても嬉しい環境ですね。

残業は部署や時期による。基本的には月40程度か。
多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれだと思うが、最近は残業を減らしていこう、という雰囲気が形成されているのを感じている。

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担当装置によっては半年アメリカや台湾へ出張し装置立ち上げをすることもある。
会社全体として人が足りていないので残業は多く、休出している人も少なくない。自分は残業月50程度だが少ない方だと思う。
有給をとる時もダメとは言われないが圧力を感じる。 ワークライフバランスは部署やその人による。

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残業時間に関しては30~40時間ということで多目だと思います。
近年では働き方改革が進められているため残業時間は減少傾向にあると思いますが、プライベートを優先させたい人には難しいと思います。

レーザーテックの働きがい

今は業績が良く給料がいいので頑張ろうと思える。

人を教育する環境はほぼ無い。 仕事をしながら覚えろという方針であるものの、皆が忙しく教育に時間を割いている暇もないので自分で何とかするしかない。
相当意欲がある人でない限り成長は難しい。少なくともそれくらい頑張れる人が他の会社で頑張れば倍は成長すると思う。
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裁量の大きさ くだらない人間関係や上下関係を意識せずに、本質の議論ができるフラットさ エンジニアとして成長できる環境が準備されている

基本的に会社側が何かを準備してくれることはない。 自分でどのような技術を身に着けたいか考え、積極的に手を挙げていけば、その機会は与えられる。 それゆえ、体系的な知識は身に着きにくいので、その点は自分で勉強する必要がある。
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レーザーテックでは自ら考えて行動できる人でないと成長できないようです。
受け身のままで仕事をしたいと考える人には難しいでしょう。

レーザーテックに向いている人

レーザーテックに向いている人は以下のようになります。

• エンジニアとして成長したい人
• 自分から積極的に行動できる人
• 英語力が高い人
• 関東圏で働きたい人
• プライベートよりワークを優先させたい人

レーザーテックでは自ら積極的に行動し技術を高めていくエンジニアが求められています。
また世界シェアを獲得している企業なので海外で働く機会もあるでしょう。
グローバルな活躍をしたい方は英語の勉強をしておくといいかもしれませんね。

レーザーテックに強い転職エージェント

レーザーテックへ転職したい方は転職エージェントへの登録をおすすめします。
通常の転職サイトでは職務経歴書の添削や面接対策ができないため、不十分な状態で転職活動をすることになります。

半導体業界に強い転職エージェントの紹介はこちらの記事をご確認ください。