半導体業界に転職したいけど、そもそも半導体がなんなのか正直よくわからないって人は多いと思います。
私も就職するまで全然わかってませんでした。
この記事では半導体とは何かから種類までお教えします。
半導体ってなんだよ
半導体ってなんで半が付くのか、何が半分なのか気になって夜も眠れない人も多いと思います。
まずはその疑問に答える前に導体と不導体について知る必要があります。
導体とは電気を通す物質のこと、不導体とは電気を通さない物質のことです。
金属なんかが導体、ゴムやプラスチックなどは不導体ですね。
ここまではイメージしやすいかと思います。
ちなみに不導体は絶縁体という呼び方もされます。
こっちの方が通りの良い名前ですが不導体の方がわかりやすいのでこのサイトでは不導体と呼びます。
では半導体とはなんでしょう。
なんとなく導体と不導体の間にありそうなネーミングですよね。
導体と不導体の間……つまり電気を通したり通さなかったりする物質のことです。
こんなことを言われても理解するのは難しいと思います。
そんな物質が何の役に立つの?と疑問に思われる方もいるでしょう。
電気が流れていない状態を0、流れている状態を1として考えてみましょう。
半導体はこの0と1の組み合わせでできています。
0と1の組み合わせと聞くとピンと来るかもしれません。
そう、みんな大好き2進数ですね。
2進数は0と1しか使えませんが、たくさん組み合わせることで複雑な計算も可能になります。
半導体も同じことです。
半導体を大量に繋げることでパソコンやスマホになっているということです。
ちなみにiPhoneには約160億個の半導体素子が使われているそうです。地球の人口より多いですね。
半導体が電気を通すためには条件があります。
半導体の種類にもよりますが、光や熱、一定以上の電圧を加えたときに電気が流れるのです。
これによって0と1を使い分けているということですね。
半導体の種類
我々の生活に欠かせない半導体ですが、どんな種類があるのか見ていきましょう。
一般的に半導体と言ったときそれは半導体素子のことを指すことが多いです。
代表的な半導体素子にはダイオード、トランジスタ、IC(集積回路)などがあります。
色々と種類はありますが、やってることは電気を流したり流さなかったりしてるだけです。
こいつらもまた細かい分類があるので紹介するのは別に機会にしましょう。
とりあえず名前だけでも覚えてください。
まとめ
半導体がどのような特性を持つのか、どんな種類があるのかわかって頂けたと思います。
この記事を通して少しでも半導体に興味を持っていただけたら嬉しいです。